「会社員を辞めてフリーランスになりたい」
「自由に働いて、収入も上げたい」
そんな夢を持つエンジニアは多いのではないでしょうか。
実際、フリーランスエンジニアの数は年々増加しており、年収1,000万円以上を稼ぐ人も珍しくありません。
この記事では、フリーランスエンジニアになるための具体的な手順と、知っておくべき現実を解説します。
フリーランスエンジニアとは
定義
フリーランスエンジニアとは、特定の企業に所属せず、個人で仕事を受注するエンジニアのことです。
クライアント企業と直接契約(または仲介会社経由)して、プロジェクト単位で働きます。
会社員との違い
| 項目 | 会社員 | フリーランス |
|---|---|---|
| 雇用形態 | 雇用契約 | 業務委託契約 |
| 収入 | 固定給 | 案件による |
| 働く場所 | 会社指定 | 選べることが多い |
| 社会保険 | 会社負担あり | 全額自己負担 |
| 確定申告 | 不要(年末調整) | 必要 |
| 安定性 | 高い | 低い |
フリーランスエンジニアの年収
平均年収
フリーランスエンジニアの平均年収は、約700〜900万円と言われています。
会社員エンジニアの平均(約500〜600万円)より高い傾向にあります。
年収の幅
| レベル | 年収目安 | 月単価 |
|---|---|---|
| 駆け出し | 400〜600万円 | 35〜50万円 |
| 中堅(3〜5年) | 600〜900万円 | 50〜75万円 |
| ベテラン(5年以上) | 900〜1,200万円 | 75〜100万円 |
| トップクラス | 1,200万円〜 | 100万円〜 |
年収を左右する要素
- スキルセット(需要の高い技術かどうか)
- 経験年数
- 営業力・交渉力
- 稼働率(案件が途切れないか)
- 単価交渉力
フリーランスのメリット・デメリット
メリット
1. 収入アップの可能性
会社員時代より年収が1.5〜2倍になることも。
中間マージンが減るため、スキルがそのまま収入に反映されます。
2. 働き方の自由
- 働く時間を選べる
- リモートワークがしやすい
- 休みを自分で決められる
3. スキルアップの機会
様々な現場を経験できるため、技術の幅が広がります。
4. 人間関係のストレス軽減
苦手な上司や同僚と、無理に付き合う必要がありません。
デメリット
1. 収入が不安定
案件が途切れると、収入がゼロになるリスクがあります。
2. 社会保険の負担が大きい
国民健康保険、国民年金は全額自己負担。
会社員時代より手取りが減ることも。
3. 確定申告が必要
毎年、自分で確定申告をしなければなりません。
4. 孤独になりやすい
一人で働くことが多く、孤独を感じる人も。
5. 将来の保障がない
退職金、厚生年金がないため、老後の備えは自分でする必要があります。
フリーランスになる前に確認すべきこと
1. 実務経験は十分か?
最低でも3年以上の実務経験があると、案件を獲得しやすくなります。
未経験やスキル不足の状態でフリーランスになるのはリスクが高いです。
2. 貯金はあるか?
案件が見つかるまでの生活費として、最低6ヶ月分の貯金があると安心。
できれば1年分あるとベストです。
3. 家族の理解は得られているか?
収入が不安定になるため、家族の理解とサポートが重要です。
4. 自己管理ができるか?
上司がいないため、自分で自分を律する力が必要です。
フリーランスエンジニアになる手順
STEP 1:スキルの棚卸し
まず、自分のスキルと経験を整理しましょう。
確認すること:
– 使える言語・フレームワーク
– 経験した業務内容
– 得意な領域(フロント、バック、インフラなど)
– 実績・成果
STEP 2:市場価値を調査
自分のスキルが、フリーランス市場でどのくらいの単価で評価されるかを調べます。
調査方法:
– フリーランスエージェントに登録して相談
– 案件サイトで相場をチェック
– 知り合いのフリーランスに聞く
STEP 3:案件を探す(独立前)
会社員のうちに、次の案件の目処をつけておくのがベストです。
フリーランスエージェントに登録して、案件を紹介してもらいましょう。
STEP 4:退職準備
案件が決まったら、退職の準備をします。
やること:
– 退職届の提出(1〜2ヶ月前)
– 引き継ぎ
– 有給消化
STEP 5:開業届の提出
フリーランスになったら、税務署に開業届を提出します。
開業届は、フリーランスになってから1ヶ月以内に提出しましょう。
同時に提出すべきもの:
– 青色申告承認申請書(節税効果大)
STEP 6:各種手続き
社会保険の切り替え:
– 健康保険 → 国民健康保険 or 任意継続
– 厚生年金 → 国民年金
その他:
– 事業用の銀行口座開設
– クレジットカードの作成(会社員のうちに作っておくと良い)
– 会計ソフトの導入(freee、マネーフォワードなど)
STEP 7:案件スタート
すべての準備が整ったら、いよいよフリーランスとしての活動開始です。
案件の探し方
1. フリーランスエージェント
最も一般的な方法です。
メリット:
– 営業を代行してくれる
– 契約・請求を任せられる
– 安定して案件を紹介してもらえる
デメリット:
– マージン(10〜20%)を取られる
2. クラウドソーシング
クラウドワークス、ランサーズなどで案件を探す方法。
メリット:
– 自分で案件を選べる
– 小規模案件からスタートできる
デメリット:
– 単価が低い傾向
– 営業・交渉が必要
3. 直接営業
企業に直接アプローチして契約する方法。
メリット:
– マージンがかからない
– 高単価を狙える
デメリット:
– 営業スキルが必要
– 契約・請求を自分でやる必要がある
4. 知人・紹介
知人や元同僚からの紹介で案件を獲得。
メリット:
– 信頼関係がある
– 条件交渉しやすい
デメリット:
– 安定して案件を得られるわけではない
フリーランスで成功する5つのコツ
コツ1:スキルを磨き続ける
フリーランスはスキル=収入です。
常に新しい技術を学び、市場価値を高め続けましょう。
コツ2:複数の収入源を持つ
1つの案件に依存すると、終了時にリスクが高い。
複数のクライアントを持つか、副収入(ブログ、教材販売など)を作りましょう。
コツ3:人脈を大切にする
フリーランスの案件は、人脈から生まれることが多いです。
勉強会、SNS、元同僚とのつながりを大切にしましょう。
コツ4:お金の管理を徹底する
税金、保険料を考慮した資金管理が重要です。
収入の30%は税金用に確保しておくと安心。
コツ5:健康管理を怠らない
フリーランスは体が資本。
病気やケガで働けなくなると、収入がゼロになります。
よくある質問(FAQ)
Q. 何年の経験があればフリーランスになれる?
A. 最低3年、できれば5年以上の実務経験があると安心です。
Q. フリーランスは不安定?
A. 確かに会社員より不安定ですが、スキルがあれば案件は途切れにくいです。複数の収入源を持つことでリスクを分散できます。
Q. 確定申告は難しい?
A. 会計ソフト(freee、マネーフォワード)を使えば簡単です。不安なら税理士に依頼することもできます。
Q. 会社員に戻れる?
A. 戻れます。フリーランス経験は、転職時にプラス評価されることも多いです。
まとめ:フリーランスは自由と責任のセット
この記事では、フリーランスエンジニアになる方法を解説しました。
フリーランスになる手順:
1. スキルの棚卸し
2. 市場価値を調査
3. 案件を探す(独立前に)
4. 退職準備
5. 開業届の提出
6. 各種手続き
7. 案件スタート
成功のコツ:
– スキルを磨き続ける
– 複数の収入源を持つ
– 人脈を大切にする
– お金の管理を徹底する
– 健康管理を怠らない
フリーランスは、自由と引き換えに責任を負う働き方です。
向き不向きがあるので、まずは副業から始めてみるのもおすすめ。
準備をしっかりして、自分に合ったタイミングで独立を検討してみてください。
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